映画監督 伊丹十三
伊丹映画のエロス、原点はロマンポルノにあり 伊丹映画と言えば、かつてはゴールデンタイムの映画番組では、ジブリ、『男はつらいよ』シリーズと並ぶ定番だった。特にフジテレビ系列の『ゴールデン洋画劇場』での放送が多かったと記憶するが、筆者は小学生の…
映画監督・伊丹十三 伊丹映画と若い世代に言っても、伝わるかどうか心もとない。伊丹十三が亡くなってから20年が過ぎると、『あまちゃん』の夏ばっぱや『ひよっこ』の鈴子を演じる宮本信子の夫が伊丹十三だと説明した方が通りはいいかも知れない。 伊丹映…
アメリカでヒットした異色の日本映画 伊丹十三のデビュー作から3作目までの絶好調ぶりを、『キネマ旬報』のベストテンのランキングと、配給収入の数字から見てみると以下のとおり。 『お葬式』(『キネマ旬報』ベストテン1位/配給収入12億円) 『タンポ…
youtu.be 伊丹十三がいちばん作りたかった映画 初監督作『お葬式』(84年)で、一躍映画監督として脚光を集めた伊丹十三。それまで『北京の55日』(63年)などの海外の大作に出演する国際俳優、エッセイスト、テレビタレントとして知られてきたが、日本では…